ブログやRSSと比べて、Wikiはパーマリンクに向かず、文脈も見えない。Wikiは読みにくい[?]。
ブログやRSSと比べて、Wikiはパーマリンクに向かず、文脈も見えない。:i/Wikiは読みにくい。
でも文脈が見えなくなるのはブログでも同じ。RSSから来た人や、検索から来た人には文脈が見えない。
でも、文脈が見えなくなるのはブログでも同じ。ニュースフィード(RSS)から来た人や、検索から来た人には文脈が見えないもの。
ブログの場合はそれまでの話を前置きして、文脈を示せる。「カテゴリー」「シリーズ」といったつながりにして目次化。
「タグ」もあるけどこちらは文脈を作らない断片であることが多い。タグ検索で得られる情報はWiki的。
:i/結局、読みやすさ。運用の問題。
「タグ」もあるけど、こちらは文脈を作らない断片であることが多い。タグ検索で得られる情報はWiki的。
単一ページ内では:i/結局、読みやすさ。編集作業によるもので、運用の問題。
Wikiサイト全体では何らかの支援ができそう。読み手が読むときに、書き手の書いたときの文脈を再現できれば読みやすい。
Wikiは断片的になりやすい代わりに、再構成もできる。誤った文脈と関連付けるのも、新発見(セレンディピティ)になるかもしれないので、誤っていることを明示したうえで見せられると良い。
読むための構成 †
Wikiもサイトを分割したり、ページをひとつながりにすればいい。読むための操作。読むためのノート。読むときに編集。それをシステムが支援。いつの間にかつながりの見えるような編集されたページ構成になるように。
読むための動的なページ構成ができて、読む側がページ構成を選べればいい。MSDNのPDFエクスポート機能のように。→ サブセットWiki
1つのコンテンツに複数の文脈・切り口。
下位展開では動的なページ構成の一部を実現。
検索はページ構成を変える機能。階層構造を一部取り出して一列に並べる。ツリーをスレッド化。
サブセットWikiはWikiの縮小版を作る機能。ページの中を変えないので、読み手のための文脈生成になるサブセットWiki…でWikiのRSSを有用化。
:i/文脈依存検索も文脈を生成する。
読むための切り口 †
記事の切り口は書き手次第。でもそれは単一ページ内での話。
記事の切り口は編集者(編集作業をする人)次第。でもそれは単一ページ内での話。
ページを読む順番は読む側次第。それもひとつの切り口になる。パンくずリストも切り口のひとつ。その順序でページを並べられるなら、読むことが編集作業になる。
- 切り口はファセット。検索でのファセットナビゲーションでも切り口を提示できるのでは。
例えば、検索にヒットしたページがどの読むためのノートに含まれているかをファセットにしたり。 - 書き手が用意した中から選ぶ読み方。1つのコンテンツが複数のコンテキストに登場していい。
- 複数のコンテキストで読まれるコンテンツの作り方(書き方)。構成を選択可能な書き方。Wikiはゲームブック。
- 書き手が用意した中から選ぶ読み方もある。1つのコンテンツが複数のコンテキストに登場していい。
- 複数のコンテキストで読まれるコンテンツの作り方(書き方)があってもいい。読み手が構成を選択できる書き方になる。Wikiはゲームブック。
文脈生成方法 †
Wikiは単語を選んでいく読み方。選び方で文脈ができていく。その記録がパンくずリスト。
Wikiは見出しを選んでいく読み方。選び方で文脈ができていく。その記録がパンくずリスト。
それ以外の文脈生成方法…
- 表示範囲の限定
Excel文書で、関心のある範囲だけを表示するようなこと。
サブセットWikiでもこれはある。
例えば検索結果。目次やバックリンク一覧のようなページ名の一覧も。 - どんな文書間の囲み記事(コラム)として読むか
読む順番。 - 検索結果の順序も文脈を生む
これも読む順番に関わる。
Googleはネット全体から文脈を生む。
「Web検索から来た方のために…」という書き出し方がある。正しい文脈を教える書き方。
「ソーシャルメディアから来た方は…」というのもある。引用から来た人向け。
ようするに途中から読む人向けの「前回までのあらすじ」。
それをもっと柔軟に、自動的にしたい。
リンクのつながりを壊さずに検索結果に表示できればよさそう。目次の次(多数のリンクを持つページのリンク先)を検索結果上位に載せたい。
他には特定の(書き手がそうと決めた)タグを持つページを検索結果上位に。検索で常時適用される隠し条件でタグを指定して。(書き手が管理者であること)
検索結果上位…または通常の検索結果とは分けたそれ用の枠内(スポンサードリンクのようなもの)に。
文脈は複数ある †
同じページを何度も書き直すので、異なる文脈が何重にも重なることになる。
そのうちのひとつを見せるか、すべてを混ざったまま見せるか。
…が見えれば、文脈の重なりも把握できるのでは。
→ :i/セッションに名前を付ける
作業内容と関連付ける †
この文脈とは「何のために編集したか」。あるページの編集に伴う整合性維持のための編集といったこと。それなら日報から、その日編集したページ(の差分)にリンクしておけばいい。その逆リンクがあれば、編集されたページ→日報→文脈つながりのページといったように、各ページから文脈つながりのページを見つけられる。
「いま何してる?」を設定してからその日の作業を開始。作業名を書き換えるまでに編集・閲覧したページが文脈をなすページとして扱われる。…というのは?
設定が変わった前後の作業は、前後どちらにも属すような、境界を曖昧にした関連付けにして設定し忘れに対処。
編集中にも「何してる?」の表示をして、変更も可能にしておけば、利用者に適切に変えてもらえそう。作業ラベル、または作業コメント、もしくは作業タグ。
何してるか尋ねず、全ページの変更履歴をグルーピングするだけでも良さそう。その場合はページ/履歴から全ページの変更履歴(の当該箇所)にリンクしておく。利用者はどのページがどう変更されたかを見て、どんな作業だったか推察できる。
作業ラベルはMediaWikiでの「編集内容の要約」のデフォルト。版ごとのコメント。名目は「ここで何か一言」。ページを越える作業内容でもいいし、編集内容の要約でもいい。ページ/履歴の一覧にも表示することで、「どんな利用者がどんなノリで編集しているか」が分かるようになる。コラボレーションを実感。
書いた当時を再現できれば、文脈もよみがえるしコラボレーションも実感できる。