ページ名は階層構造ではない。ディレクトリ名/ファイル名に当たる語はタグのようなもの。語順が変わっても同じページを指す順不同パス。
同じタグが複数付くとその数が区別される。
ディレクトリ名に順序なし †
ディレクトリ構造はない。複数タグ+ページ名1つ。順不同パス。
タグはリストではなく集合として扱う。
「ページ/クラス/図」と「クラス/ページ/図」と「図/ページ/クラス」は同じページ。「図/ページ/クラス/図」とは別のページ。
「ページ/クラス/図」と「クラス/ページ/図」は同じ「図」というページ。「図/ページ/クラス」とは別のページ。
最後の名前が本体。日本語の文法と一緒。英語の"of"とは逆。
タグ集合の包含関係で上位・下位の区別ができるので、相対パスも表現できる。
→#パスの表現方法
区切り文字で分けるとできる語が増えると下位、減ると上位。最上位ページは「/」で表されるルートページ。
相対パスは分かりにくくなる。ページ名変更時、追跡するならどう書き換えるか(フルパスにするか、何通りも考えられる相対パスのうち適当なものにするか)、追跡しないなら相対パスだけリンク切れになってしまう。でもこれは運用の問題。相対パスを使うなら規則(第1階層だけ省略するとか)を設けて使ってもらう。
ルートページ「root」に「B/C」というページ名を書くと…
- root/B/C(相対パスとして扱って)
- B/C(フルパスとして扱って)
…のすべてに自動リンクする。存在していれば。
存在していなければそのままのテキスト。
BracketNameにすれば順序指定。明示的で強いリンクになる。明示的リンク - root/C/B
- C/B
…にはリンクしない。ページ名が違うので。
ルートページ「root/」に「B/C」というページ名を書くと… root/B/C(相対パスとして扱って)B/C(フルパスとして扱って)
…のすべてに自動リンクする。存在していれば。
存在していなければそのままのテキスト。
BracketNameにすれば順序指定。明示的で強いリンクになる。明示的リンクroot/C/BC/B
…にはリンクしない。ページ名が違うので。
ルートページ「/」に「B/C」というページ名を書くと…
- /B/C(相対パスとして扱っても/フルパスとして扱っても)
- /C/B(相対パスとして扱っても/フルパスとして扱っても)
…のすべてに自動リンクする。
「root/A」というページに「root/B」というページ名(root/Aと同階層)を書くと…
- root/B(フルパスとして扱って)
…に自動リンク。これも存在していれば。
(「root/A/A/B」などディレクトリ名に重複があるものは存在できないので考慮しなくていい。)
「/A」というページに「/B」というページ名(/Aと同階層)を書くと… - /B(フルパスとして扱って)
- /A/B(/B/Aと同じ)
…に自動リンク。ページが存在していれば。
(「/A/A/B」などディレクトリ名に重複があるものは存在できないので考慮しなくていい。)
- root/A/B(root/B/Aと同じ)
…にはリンクしない。指定されていないタグが入っているので。別階層。 /A/B(/B/Aと同じ)
…にはリンクしない。指定されていないタグが入っているので。別階層。
2012年12月12日を/12/12/12と表現すると「12が3つあるページ名」として扱われる。/12/12や/12とは混同されないので使える。
2012年12月12日を12/12/12とは表現できない。2012/12/12なら可能。(最後はページ名になるため)
「root/A」というページに「root/A/B」というページ名(root/Aの下位)を書くと…
- root/A/B(フルパスとして扱ったのと同じ)
…に自動リンク。
「/A」というページに「/A/B」というページ名(/Aの下位)を書くと… - /A/B(フルパスとして扱ったのと同じ)
- /A/A/B(相対パスとして扱って)
…に自動リンク。(/Aや/B、/B/A、/A/B/Aなどとそれらの順序替えにもリンク)
「root/A」というページに「A/B」というページ名(一部共通しているように見える)を書くと…
- root/A/B(相対パスとして扱ったのと同じ。Aの重複は許されない)
- A/B(フルパスとして扱ったのと同じ)
…に自動リンク。
「/A」というページに「A/B」というページ名(一部共通しているように見える)を書くと… /A/B(相対パスとして扱ったのと同じ。Aの重複は許されない)A/B(フルパスとして扱ったのと同じ)
…に自動リンク。
同じディレクトリ名があってもすべて有効。数を記録しておけばいい。
「の」が単語区切りとは限らないので、すべて有効にする必要がある。