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- 1 (2025-09-16 (火) 23:53:57)
- 2 (2025-09-16 (火) 23:57:08)
誰が求めたか分からない詳細ブリーフィング
この文書は「WikiEngine X」とかいう新しいWikiエンジンの壮大な夢をまとめたものです。主な売りは「発想支援」。つまりメモ帳に書き散らした落書きを、勝手にありがたがって集約してくれるらしい。大規模なチーム? 無視です。対象は一人か、せいぜい友達数人。最悪ゼロ人でも「凍結してアーカイブ」とか言って、存在価値をひねり出そうとしているのが涙ぐましい。
コアコンセプトと目的
• 「発想が主体」だそうで、記録はそのオマケ。結局のところ、思いつきを書き殴るだけでシステムが偉そうに「支援」してくれる仕組み。 • 文書は固定化しない。永遠に改変され続ける前提。つまり落ち着いて完成した状態には決してならない。混沌がデフォルト。 • 利用対象は「1人から少人数(+通りすがり)」。要するに不特定多数を巻き込む自信はない。
「Open」「Incremental」「Organic」…と並ぶけれど、結局どれも「好きに書いていい」「後で直せばいい」「失敗してもまあいい」という開き直りの哲学。極めつけは「Trust(信用)」。知らない人を信用するっていう理想論。現実? 知らん。
情報の集約と発想支援
キャッチコピーは「ぶっこんでおけばそのうちまとまる」。つまり、整理する気力がない人専用。システムは自動的にまとめてくれるわけじゃなくて、「勝手に自然にまとまるといいな」という希望的観測。Inboxに投げ込めばとりあえず気分は楽、という程度の仕組み。
サロン化を目指すらしいが、要は勝手に雑談ページがコミュニティっぽくなるのを祈っているだけ。外部サービス連携も「Twitterから書けるよ!」と便利風を装っているが、実態は「Wikiに直接書くのは面倒だよね」という前提の敗北宣言。
技術・実装アプローチ
開発手順は「願望を集める」→「何をするか」→「どうやるか」。普通の開発プロセスをもっともらしく書いているだけ。記法は「日本人はMarkdownを理解してない」とかいう謎の全体批判から始まり、結局「普段の書き方を整えればいい」と落ち着いている。
その他の豆知識
• PukiWikiは「みんな大好き」だが置いていかれた存在。Wiki界隈の懐古枠。 • ニコニコ大百科が「世界で最も成功しているWiki」とか豪語。Wikipediaを外すのは無理がある。 • Smallest Federated Wikiなんて聞いたことある? 発明者がやってるからとりあえず箔付け。 • 検索は「惜しい検索語」が拾えない問題に挑戦。ようするに、まともに検索できない。
結論
WikiEngine Xは、知識管理ツールを名乗りつつ、実態は「ごちゃごちゃした思いつきを放置して自然発酵させたい人向け落書きプラットフォーム」。大規模な利用には耐えないけれど、「自分のカオスをうまくごまかして保存したい」という人にはちょうどいい。