Wikiを参照する代わりにChatGPTでいい。
†:OpenAI APIの「Responses API」と「File Search」で。というか、ChatGPTの「プロジェクト」でいい。ChatGPTはwikiになるし、既存wikiをLLM化できる。


ChatGPTでwikiは要らなくなった Edit

ChatGPTに伝えれば、内部の見えないところに記録してくれる。追記場所に悩むこともない。検索するならChatGPTにただ聞けばいい。言葉ではなく意味で探して、質問に適した形で、ページ構成にとらわれず、まとまった答えを返してくれる。:ToDo/ページの存在がwikiの欠点ということ。

既存wikiをChatGPT化する、マイグレーションも可能。ChatGPTの「プロジェクトファイル」にwikiのダンプファイル1つをアップロードすればいい。また、「エージェントモード」ではオンラインのwikiを検索・更新してもらえる。例えば、このページのように。自分ひとりのwikiならMCPサーバー化する必要もない。既存wikiを捨てるのにも、維持するのにもChatGPTが使える。


ChatGPTを知識の窓口にするという発想なら、徴来のWikiの多くの役割を代換できる。

それでもWikiには、リンクやカテゴリの構造が明示的に残る点や、履歴バージョン管理、他システムとの連携などの強みがある。

抜絆案としては、利用者がChatGPTと対話するだけで、ChatGPTがWikiを読み書きする方式が考えられる。Wikiは裏方に回り、知識の保存庫やバックアップとして存在し、表向きのインターフェースはChatGPTとの対話になる。

  • 読み: 利用者はWikiを検索する代わりにChatGPTに尋ねるだけで目的の知識にたどり着ける。インデックスやリンク構造を気にする必要がない。
  • 書き: 利用者はChatGPTとの対話を通じて情報を追加・修正できる。記法ページ構造を覚える必要がない。自然言語で編集すれば裏側でChatGPTがWiki的な構造化を代行する。
  • 整理: ChatGPTがどのページに追記すべきか判断してくれるのでページ名や配置に迷う必要がない。

ChatGPTがwikiの欠点を解決した Edit

書くときに記法が要らないし、記法はChatGPTが書いてくれる。追記位置を探さなくていいし、探して指示することもできるのは大きな利点。wikiは書くのが大変だし、書く人になるのも大変。

書くのも探すのもChatGPTに依頼できれば、読み書きが自然とつながる。検索語を「これ書かれてないから追加しておいて」とだけ指示して、適切な位置に追記できるような。読む人が書く人になれる、理想的なwikiになる。

ほか、まずい表現で書き込んでも、AIが政治的に正しい表現で公開してくれるようになる。コミュニケーション能力が無い人でも使えるwiki。

従来wikiの何が残るのか Edit

必要なものはすべてChatGPTが使うもの。wikiはChatGPT用のツールになって、すべて残る。
それもChatGPTに伝えておけばいいような。ChatGPTの中では自然言語もプログラミング言語も変わらないので。書き込みのたびに履歴を作って、ページ一覧を更新してもらうように。

人が集まっている様子は無くなる。これは必要だろうか。リアルタイムではないコラボーレーションにワイワイガヤガヤ感は必要ないのでは。

ChatGPTに最適なwikiとは Edit

利用者向けの「やる気を削がれないwiki」を目指さなくていい。必要なのはChatGPTに最適なwiki。

それはシンプルで整然としていればいいだけ??メタな情報は多いほどいい??一般人ではなく最強に優秀な利用者ひとりだけを対象に考えて??

ChatGPT任せにできない点 Edit

  • 情報の所有感がほしい
    • バックアップがほしい
      それもローカルストレージに(オンラインストレージは信用ならない)
      → 信用すればいい。エクスポートはできたほうがいいし、他のツールから移行してくる人には必要(だけど、これも信用の問題で、さらに次の移行に備えておきたいから必要なだけ)
    • 競合したり上書きされて無くなる情報があると嫌(本人の性格の問題)
      → 起きるのは必要な上書きだけなので、信用すればいい
  • 透明性が無い
    • ChatGPTによって結局何が書かれたのかを知りたい
      wikiを共同編集にしたくない理由と同じ
      → 共同編集者を信用すればいい
  • wikiの発展が見えない(見たい)
    達成感を得るのに最適な情報とは??
  • 自然にまとまらない
    自然にまとまる
    まとめ(KJ法でいうA図解の作業)は自分で関連情報を把握しないといけない。
    → 関連情報のまとまっていないのを生成してもらって全部読む。思い付いたことを投稿していけば、その要約や、重要語句をAIに見つけてもらえて、次の関連情報を得るためのキーワードにできるのではないか。
    → 注文通りのページを生成していたのでは不足か。注文されていない情報を売り込む視点をChatGPTに持ってもらうといい。「おすすめ関連記事」といった具合。
    NotebookLMが生成する教材の結びは、利用者への問いかけになっている。発想法に基づいた問いかけを生成されたページに掲載できればいい。

従来wikiで重視されていた点。荒らし対策や、編集合戦対策でもある。ようするに、ChatGPTを信頼できない思い。
→ 信頼すればいい。そうなるまで、利用者が慣れるまでの移行期間に必要な点。そもそもバックアップにしても正確とは限らないはずで、バックアップして安心できるのは、単に本人が気にしなくなっただけ。

「人は他人に信頼されるまで、何をすべきか」でもある。アプリ・サービス開発は開発で信頼関係を築くもの。