新着一覧がSPAMに脆弱。新しいだけでトップページに載せるのはよくない。TwitterのようにSPAMが無意味になる仕組みは作れない?
SPAMではないと承認されたページからリンクされていれば各種一覧にも載せる。それまでは承認期間のと同じ扱い。つまり承認期間でいい。
承認されたページとは †
承認されたページとは?同名ページ群の内外2つの観点で考える。
同名ページ群内で得票の多いページ †
投票で判定。何点以上を承認とするかはフレームワーク/WikiEngineの設定による。
承認されたページから明示的リンクでリンクされているページ名 †
もうひとつはリンクで判定。自動リンクは承認されたことにならないので、既存ページのどれにでもねじ込めるので認めない。ページではなくページ名なのは、リンク先はページ名(同名ページ群)なので。
でも承認されたページからリンクされているのは同名ページ群。同名ページとしてSPAMを投稿できるので、リンクを承認の根拠にはできない。投票はリンク先には影響させない。
でも承認されたページからリンクされているのは承認されたページ名。同名ページとしてSPAMを投稿できるので、リンクを承認の根拠にはできない。投票はリンク先には影響させない。
そうなると得票の多いページしか新着一覧に載せられない。新着でなくなってしまう。新着一覧からSPAMを排除するのは無理?
承認されたページを判定する他の方法は? †
投票をSPAM対策のためにするのは手間が掛かりすぎる。代表ページを決める投票をSPAM判定にも利用するといった流用がいい。
何かの流用で、SPAM投稿がされた時点から有効な方法は?
3つのケースそれぞれの対処方法 †
- 新しいページ名でSPAM投稿された場合
リンクされていないので無害で誰も気付かない。気付くのはすべての更新をウォッチしてる管理者くらい。新着一覧があるとそこからリンクされて有害。新着一覧ページを削除すれば済む。 - 既存ページ名で(同名ページとして)SPAMが投稿された場合
投票されていないので無害。そのページ名をウォッチしている人の目には触れるので、対処はしてもらえるけど、いるとは限らない。ページを削除すれば済む。 - 既存の代表ページが更新されて、それがSPAMだった場合
承認期間後にWikiの一部として公開されるので有害。歴代編集者はウォッチしている可能性が高いので、承認期間中に誰かが気付く可能性は高い。防止するには作成者だけが編集できるルールで運用すること。ページの履歴を使ってリバートすれば済む。そのページの編集権限が必要だけど、SPAM投稿者も編集できるくらいなので問題ないはず。
:i/SPAMと正当な新コンテンツの差 †
利用者がどう判断するかが差。システムができるのはその支援まで。承認期間中でもSPAMかどうかの判定は即反映される。(承認期間は継続)
コメントの追記に対しては? †
既存ページに追記するのは誰でもできる。他人のページは編集不可でも追記は可能(にしないとWikiにならない)。
そこにSPAMが投稿されたら?
→ コメント1件が1ページ。SPAMページとSPAMコメントは同じ扱いにする。
コメントもページなので、承認期間があるし、前述の承認方法も使える。
特定のページに追記されたように見えるコメントも、実はページ名+「/コメント」というページの下位ページ。コメント追記は下位ページ作成。
結局 †
† :i/SPAM対策はbotだけを対象に
CAPTCHAでいい。防ぐのはbotによるSPAMだけでいい。人力SPAMは人力で承認期間中に対処。システムはその支援をする。
TwitterのようなSPAMが無意味になる仕組みでなくてもいい。
† :i/一覧はSPAMに弱い
新着一覧がSPAMに弱ければ、トップページに載せない。コメントの新着も一覧に載せない。一覧さえ無ければ、投票でSPAMを排除できる。
一覧は見たい人・知ってる人だけのものにする。
Wikiは新しさだけがコンテンツの価値になるようなサイトではないので、新しさ以外の指標でコンテンツの表示順を決められる。それがSPAM対策にもなる。